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最近、「低炭素化社会」という言葉をよく耳にしますよね。これは、地球温暖化の主な原因と言われている温室効果ガスの一つ、CO2の排出が少ない社会ことです。
北九州市では、この「低炭素化社会」を実現するために、2030年にCO2の排出量を市内で2005年に比べて30%、2050年には50%、アジア地域で150%減らすという目標を掲げています。
実は、北九州市民一人あたりのCO2の年間排出量は約16トンで、全国平均の約10トンに比べて高くなっているということをご存知でしょうか? つまり、低炭素なまちづくりを行うためには、市民一人ひとりの協力が不可欠だということです。
では、どうすればCO2を減らすことができるのか? 代表的な方法には、次のようなものがあります。

さて、具体的な取り組みを始める前に、一つ大切なことがあります。それは、みんなが「理念」を共有するこということです。
低炭素社会とともに、市民みんなが将来にわたって豊かで幸せな生活を営む社会を実現するためには、「多消費型ではなく質を落とさず長期間大事に使っていく」、「所有ではなくみんなが共有していく」、「資源・エネルギーなどが地域内で効率的に循環する地域のストックを最大限活かし、高めていく」といった考えが必要です。
そこで北九州市では、市民みんなが取り組むにあたっての共通の基本理念を、「世代を超えて豊かさを蓄積していくストック型社会の構築」としています。
「ストック型社会」とは、良いものをつくって大切に長く使う社会のこと。よく考えてみると、昔の日本はそうだったような気がします。つまり、本来あるべき姿に戻る、ということなのかもしれませんね。
皆さんは、ネイティブ・アメリカンの間に伝わるという、こんな言葉をご存知ですか?
「この美しい自然は先祖から譲り受けたものではなく、子孫から預かっているものだ」
子孫から預かっているということは、つまり、美しいまま子孫に返さなければならないということです。そう考えると、一人ひとりがもっと積極的に環境問題に関わっていかなければ、と思いませんか?
北九州市が進めている取り組みは、それこそたくさんあります。公害を克服した歴史と実績を持つまちならではの、独自の取り組みも少なくありません。詳しくは、市のホームページをご覧下さい。
次回は、私たちが今すぐにでもできる、『CO2を減らす暮らしの工夫』についてご紹介します。